夏の名残り

オリジナルソング

夏の名残り

作品No.MK-1                    作詞、作曲 マイケルミカミ

 

 

1.海の季節はもう終わりだと、

  白いヨットをブイに繋げば   

  夏の名残が潮風に乗って、

  僕の頬をかすめる

 

  振り向いてもそこに貴方はいない、

  恋のドラマが終わった浜辺は

  言葉を忘れた釣り人達が、

  まばらに見えるだけ 

 

  熱い砂の上の接吻(くちずけ)も、

  風に揺れてた君の髪も

  岩に砕ける波のように、

  秋の海にのまれてしまった 

 

 

2.三年すれば帰ってくると、

  君はロンドンのアドレスを

  僕のヨットのキャビンンの壁に、

  口紅で描き残した

  踊りだけが生きがいなのと、

  君はすまなそうな顔をして

  上目遣いに僕の背中を、

  指でなぞってた

 

  サヨナラの涙はいつか消えて、

  海の真珠になった時に

  夏の名残が僕の心を、

  やさしく包むのだろう

 

 

  夏の名残が僕の心を、

          やさしく包むのだろう

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